今まで婚約した方の共通点は「素直さ」がキーでした。
人間、完璧な人はいません。カッコ悪いところを見せたっていいです。
わたしもかなり欠点があります。弱みを見せられないところが弱みというか。
以前、「もっと誰かに頼ったっていいのに。わからないことはわからないから
教えてほしいと、素直に言うことは必要だよ」と旧友に言われたことがあって、
できにくいとは思いつつ、かなり改善しました。
今の夫がかなり年上なので、それができる相手を探していたのではないかと
今となっては思います。
去年、駐車場で大したことない程度ですが、夫が助手席のとき、車をぶつけてしまったんですね。
助手席に夫が居たため、安心し過ぎて、右の後ろの方を確認することを怠ってしまったのです。
私自身、「仮免状態」で、夫が常に助手席に居れば安心だろうと思っていましたが、
かえってそういうわけでもないことを最近悟りました。二人で乗っていても、
一人のように常に気を付けなければなりません。
彼が助手席のときに、威厳を持って何を言おうが、
自分で必ず判断し、確認することが(全員の安全のために)必要です。
この間、車線変更でひやひやしたことがあったので、サングラスも必ずかけるようにしたし、
本当に去年のことは深く肝に銘じました。
アメリカ人女性で新車っぽいベンツで、かなり怒っていましたが、
夫がものすごくかばってくれて、わたしもあまりにも深刻な顔をしていたからか、
そのアメリカ人の女性まで私のことを心配するようになり、保険で済んでしまったこともあり、
あまり気にしなくて済みました。
「アメリカで独り立ちもできない自分」を責めていた私とは対照的に、夫はとても嬉しそうでした。
いつも全部自分でやっているので、夫に頼むことができたからだと思います。
そして、今回のことで夫婦の結束がなぜか強固になりました。